千石 ウナギ整骨院のお知らせ
【通院】一回で何とかしてもらえないのか
歯医者さんに通院する方の多くは
こんなことを思ったことはないでしょうか。
「なんで小分けにするの?」
「一回で済ませてくれないの?」
私も思ったことがあります。
先生によっては
次回に回す理由を教えてくれない場合もあり,
次回に回す理由を教えてくれない場合もあり,
「通院回数を増やして儲けようと思ってるのでは?」
と疑念を持たれてしまうこともあるそうです。
ですがそんなことはありません。
歯の場合,
歯の場合,
歯を削り,詰め物をしたり,型をとったり,と
時間や手間がかかる処置が幾つもあります。
また,状況が悪いものだとそれだけ時間もかかります。
もし問題がある歯が複数あれば,それぞれの治療後の
噛み合わせのことも考えないといけません。
一度に複数をそれぞれ治しても合わないと意味がありません。
そして…これはなかなかご理解を得にくい話。
「保険治療のルール」です。
実は,1回の通院でおこなえる治療には限りがあります。
その気になれば,一人の患者さんに対して5時間くらいかけて
完璧に治してしまうこともできるかもしれません。
しかしその分,他の患者さんを診ることができなくなります。
多くの患者さんに平等に医療を提供するため,
ルールとして設定されているのです。
細かい部分は異なりますが,
整骨院・接骨院でも近いことがいえます。
保険のルールについてなどは同じです。
私もだいたい「こまめに通ってください」と言います。
・今日の治療の効果を見て,次の段階を考えたい。
・まずは血流を促して,痛みが軽減してからが本番。
・ここを先に改善していかないと…
患者さん向けにはこのようなお話をしています。
もちろん嘘ではありません。
一回の治療だとなかなか全解決とまではいけません。
たとえば足の捻挫。
テーピングして翌日には走れます!
なんてことはほぼありません。
はじめは強めのテーピング固定をして,
段階的に緩めていき,
運動を再開するためのリハビリをし,
再発しないよう,走り方のお話をし,
なかなかに段階的です。
痛みがなくなった。動かしやすくなった。
これがだいたい患者さんが考える治ったサインです。
ですが痛みは症状の一つに過ぎず,
根本から改善したいと考えるのが治療家です。
その辺の食い違いが通う通わないの問題を生みます。
患者さんが新規の症状で来院したらまず,
治す&再発を防ぐ方法の計画を立てます。
説明もします。予約もすすめます。
それでも自己判断で来なくなる患者さんもいます。
その場合は…それなりに残念です。
再発したら来院することもありますが,
その時は「痛みが消えれば自己判断で治療をやめる人」として
そこまでの治療計画を設定します。以降の計画は立てません。
結果,その患者さんはいつかまた
再発することになるかもしれません。
「見捨てるのか?」「手を抜くのか?」
という意見もあります。そうではありません。
それがその患者さんと治療院が設定したゴールなだけです。
治療院と患者さんは二人三脚。
症状に対する意識を合わせれば合わせるほど,
治療結果は良いものになります。
こちらも,なるべくなら最小限の通院で
治したいと思っています。
その上で通院の提案をしています。
聞いてもらえると嬉しいです。
結果,その患者さんはいつかまた
再発することになるかもしれません。
「見捨てるのか?」「手を抜くのか?」
という意見もあります。そうではありません。
それがその患者さんと治療院が設定したゴールなだけです。
治療院と患者さんは二人三脚。
症状に対する意識を合わせれば合わせるほど,
治療結果は良いものになります。
こちらも,なるべくなら最小限の通院で
治したいと思っています。
その上で通院の提案をしています。
聞いてもらえると嬉しいです。