千石 ウナギ整骨院のお知らせ
【集客】整骨院と情報誌
駅やコンビニで見かける
エリアごとにお店を紹介する情報冊子に
あなたの院を載せませんか?
というお誘いを受けるたびに
どうしたものかと考えます。
今はいいんです。
この手の誘いに乗るかどうかの判断は
社長にお願いすれば良いので。
ですがこの先いつか来るであろう独り立ちの後は
自分で判断しないといけません。
集客目的の情報冊子と治療院、
特に資金にきつめの制限がある小規模院との
相性はどうか?
今回はそんなお話です。
やるやらない別として、勉強の一環で
集客関係の営業さんとはよくお会いします。
コロナの影響でしょう、
飛び込みでの来院はほとんどなくなり、
事前に電話やメールでお話ししてから
実際にお会いしてみようという、
マッチングアプリみたいな会い方が増えました。
偉そうなこと言うようですが、
この段階で結構選んでいます。
感じ悪そうだな、まくし立ててきそうだな、
と思ったらその時点でお断りしてしまいます。
特に、
「院長先生でよろしかったですか?」
みたいに、言葉が間違っている人の場合は
スタートラインにすら立っていないので
そのまま受話器を置きます。
なかなか引かない場合、
「こちらの時間が割かれるので、
診療時間内なら自費治療の料金がかかります。
休憩中なら時間外料金もかかりますが…」
と言うと諦めてくれます。
それでも来たい!と言ってきたらどうしましょうね。ないと思いますが。
さて、集客関係の営業の話です。
最近は整骨院も理美容院やサロンと一緒に
美容系のお店紹介の冊子に載せられることが
多くなっています。
整骨院の在り方としてそれはどうか?の話は
また別の機会にするとして、
間口が広がる点はアリだと思います。
こちらとしても新規開拓のチャンスが得られ、
患者さんも選択肢が増えます。
近くを通る人だけに気づいてもらえる院。
というのが現状ですし、冊子への掲載は
決して悪い話ではありません。
ただ、こういった冊子への掲載は
軒並み高額…!!
ページの隅に小さく載せるだけで4万円くらい
かかってしまうこともあります。
もしそれで売り上げが5万円伸びます!という話なら、
いったんお金をかけずに1万円伸ばす努力をしてみたい
と思ってしまいます。
広告にお金をかけるのは大事。
これは確かにそうなのでしょう。ですが、
小規模院なら
遠方まで撒かれる情報冊子だけを見て
お試しで来る人を一時的に増やすより、
地域に根付いて信頼を得ていく努力の方が
先かな…と思います。
それと同時に、私のこんな狭い考え方が
うちの院が伸びない原因の一つになっている
とも思います。
【コレ書いた人】
千石ウナギ整骨院の冨島渉
文学部にいたときに使っていた万年筆を
再び使いはじめました。
15年近く眠らせてしまっていたので、
案の定はじめはダメダメです。
インクは固まり、吸い取りも機能しません。
ですが、ここからが万年筆の凄いところ。
分解してぬるま湯に浸けると…
当時お付き合いしていた女性から贈られた
インクとともに想い出が容器を満たします。
などと感傷に耽ること数秒。
さて、これが万年筆の復活の兆し。
溶け出したインクをさっさと流し、
同じ作業を何度も繰り返します。
色が溶け出さなくなったら完了。
再び組み立て、これでOK。
また使えます。
目を覚ました万年筆。
中を満たすはあの日の続き、
ピーコックブルーの染料インク。
まだ残ってたからね。もったいない。