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ピキッ!となるその前に
本日は【腰痛】についてお話していきます。
腰痛でお悩みの方は多いのではないでしょうか。
厚生労働省が実施した国民生活基礎調査によると、自覚症状の第一位として腰痛があげられていて、人口の約9%の人が症状を感じているそうです。
腰痛の種類
ギックリ腰のような急性腰痛、繰り返し起こる慢性腰痛、内臓疾患からくる腰痛、ストレスからくる腰痛があります。
なぜ腰痛になるのか
背骨は積み木のように積み重なっている「椎骨」という24個の骨と、骨と骨の間でクッション材の役割をする「椎間板」から成り立っています。
背骨の中央には、脊髄神経が通っている縦に長い「脊柱管」という孔があります。そして「椎間関節」という関節がそれぞれの節にあるため、腰を曲げたり伸ばしたりなどの柔軟な動きが可能になります。
おおまかに挙げてもこれだけの構造をもっているわけですが、腰痛を起こす時には、これらの構造を支える靭帯や筋肉、それを機能させる神経なども関わります。
何かの原因によって、椎間板が飛び出してヘルニアになったり、脊柱管狭窄症のような神経を刺激する状態になると、腰痛や下肢痛、しびれなどを生じます。
また、日常多くみられる腰痛のように、筋肉の疲労により、腰を支える筋肉の力が低下すると、血液循環も悪くなり、痛みを出す物質が産生され、筋肉の緊張も強まります。すると腰部の不快感や痛みが繰り返し起きるようになってしまうのです。
主な原因
・姿勢
・運動不足
・精神的な緊張
腰痛のきっかけ
・長い時間パソコンをしている時
・会議でじっと座っている時
・出張で新幹線や高速バスに座り続けている時
・たまにしか履かないハイヒールで歩いた後
・ストレスがたまってイライラが続いた時
・マラソンやサッカーなど、運動をした後・寒い場所にじっとしていた日を境に
・重い荷物を持ち上げた瞬間
・体重が急激に増えてから
・布団や枕を変えてから
・たくさん寝過ぎてしまったと感じた朝
腰痛ストレッチ
・腹筋
[1] 軽く膝を曲げて仰向けになり、太ももに手を当てます。
[2] ゆっくりと上体を起こし、そのままの姿勢で5秒間保ちます。
[3] ゆっくりと上体を戻します。10回行いましょう。
・骨盤のそりを減らす
[1] 軽く膝を曲げて仰向けになり、体の横に腕を置きます。
[2] 床の隙間を埋めるように背中を押し付けます。
[3] お尻をつぼめるようにして浮かせ、5秒間姿勢をキープします。
[4] ゆっくりと元の姿勢に戻します。10回行いましょう。
・腰の筋肉を伸ばす
[1] 仰向けになり、膝を両手で抱えます。
[2] 胸に膝をつけ、5秒間姿勢をキープします。
[3] はじめの姿勢に戻ります。10回行いましょう。
*片足ずつ行いましょう。
これからの季節、ギックリ腰になる方も増えてきます。
今からでも日常生活を見直し、防げるよう予防していきましょう!!
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